2011年の東日本大震災。あの日、日本は深い傷跡を残しました。それは街や家、そして何より人々の心に、、、。しかし、その大きな痛みから生まれたのが私たちの会社です。
私たちは、東日本大震災の被災者であり、当時は中学生でした。あの日は卒業式。まさか、地震がくるなんて考えていませんでした。通学路が海に沈み、腰下まで水に浸かりながら家まで帰ったことを今でも忘れません。
正直当時の私たちはなにもできませんでした。ただ怯え隠れていました。そんな中で周囲の大人たちはすぐに人命救助そして復興へと立ち向っていきました。「一緒に立ち上がり、再生する力を持つ」こと。自分一人では取り戻せないものも、人々が手を取り合えば、必ず取り戻せる。そう確信しました。
そこから私たちは塗装、建築、足場、内装リフォームなど友人たちと各分野で仕事を学び、最初はアルバイト、正社員、そして独立と歩みを進めてきました。そして今年2023年ついに塩釜で念願の会社の設立を行うことができました。
私たちが作った「千聖」はただビジネスをするための組織ではなく、災害から立ち上がり、未来へと前進する人々を支えるための会社でありたい。次は自分たちが次世代へと未来を紡ぐ存在でありたい。そんな願いから作られました。
「千」は数の絶対値としての大きさを示すだけでなく、我々の抱く「終わりなき挑戦と進化」の精神を象徴します。どんな困難にも立ち向かい、千の試練を経てもなお、前へ前へと進むことを止めない、その強靱な意志を表します。
一方、「聖」は「清らかで尊い」を意味します。それは私たちが目指す道徳的な価値観と、社会に対する深い責任感を示しています。私たちは、この仕事を通じて社会に貢献し、尊く、清らかな心を持つことを目指しています。
東日本大震災から生まれ、困難を乗り越えてきた私たちの会社「千聖」。その名の通り、私たちは千の困難を超える強さと、聖なる目標に向かって絶えず成長し続けることを誓っています。そして、私たちは社会のために、そして私たちと共に歩むすべての人々のために、その誓いを果たすべく日々努力を重ねてまいります。
同じ業界では「若い」「まだまだ」「職人は30年から」など言われることもありますが、そんな声に私たちは「品質の良さ」「圧倒的な技術力」で跳ね返していく力があります。私たちはすでにこの業界で10年の経験があり、若い力がある分さらにアグレッシブに仕事ができます。
「絶対に後悔させない」そう心に掲げ施工させていただきますので何卒ご連絡、ご依頼いただけますと幸いでございます。どうかよろしくお願い致します。