外壁塗装は冬でもできる!可能な条件をチェック✅
外壁塗装は冬でも可能ですが、実施するには以下4つの条件を満たす必要があります。
- 気温5℃以下でないこと
- 湿度85%以上でないこと
- 雪が積もっていないこと
- 雨などで外壁が濡れていないこと
上記4つの条件について解説していきます。
気温5℃以下でないこと
外壁塗装は、5℃以下の気温では適していません。
これは、低い気温では塗料が固まるのに時間がかかるうえ、結露が起きやすくなるからです。
せっかく塗料を塗っても、固まる前に塗料の内部や表面が結露で濡れてしまい、外壁塗装の品質に影響がでてしまいます。
湿度85%以上でないこと
外壁塗装に置いて、湿度85%以上でないことも大切な条件です。
湿度85%になると、塗装の表面が十分乾燥できていない状態で、水分が付着する可能性があります。
そのまま乾燥した場合、塗装の表面が凸凹になってしまうケースが考えられるので、注意が必要です。
12〜2月は1年で最も乾燥するので心配は少ないですが、念のため湿度についても考慮しておくと良いでしょう。
雪が積もっていないこと
雪が降ったり積もったりすると、外壁塗装は困難になります。
塗装を行うには外壁についた水分が乾燥していなければいけませんが、雪が降ったり屋根に雪が積もったりした場合、溶けた雪で外壁が濡れてしまうのでNGです。
雨などで外壁が濡れていないこと
雨などで外壁が濡れていないことも条件です。
外壁が濡れてしまう原因は、雨以外にも「露」があります。
特に11〜2月頃は夜露が発生しやすく、外壁塗装業者が気をつけるポイントの1つとなります。
外壁塗装を冬に行うメリット
外壁塗装を冬に行うメリットは、以下の3つです。
- 晴れの日が多く、スケジュールが立てやすい
- 窓を閉め切っても蒸し暑くなりにくい
- 湿度が低くて塗料の乾きが良くなる
こちらでは、上記3つのメリットについて解説します。
晴れの日が多く、スケジュールが立てやすい
冬は晴れの日が多く、スケジュールが立てやすいというメリットがあります。
先述の通り、外壁塗装を行うには雨が降らない日を選ぶ必要がありますが、冬は雨天が少ないので作業できる日程を決めやすいです。
5〜7月は梅雨、7〜10月は台風シーズンで特に雨の日が増えるので、冬に外壁塗装をするのは大きなメリットがあるといえますね。
窓を閉め切っても蒸し暑くなりにくい
冬の外壁塗装におけるメリットとして、窓を閉め切っても蒸し暑くなりにくいことも挙げられるでしょう。
外壁塗装を行なっているときは、塗料が付着しないようにビニールやテープで窓を覆います。
窓を閉め切ることで換気が困難になるため、夏は蒸し暑くなる場合もありますが、冬は比較的快適に過ごせるでしょう。
湿度が低くて塗料の乾きが良くなる
冬は空気中の湿度が低いため、塗料の乾きが良くなるという利点があります。
乾燥時間が早くなると、塗装の品質に良い影響を及ぼしながら効率良く作業することが可能です。
外壁塗装を冬に行うデメリット
外壁塗装を冬に行うデメリットは、以下の2つです。
- 1日の作業時間が短くなる
- 家の中が少し暗く感じる
こちらでは、上記2つについて解説します。
1日の作業時間が短くなる
冬に行う外壁塗装の特徴として、日照時間が短いため、1日の作業時間も短くなる点が挙げられます。
他の季節であれば、朝8時頃から作業できる場合もありますが、冬は夜露の乾燥を待つために9〜10時頃から作業を開始することも。
さらに、冬は日没時間も早く、暗くなると目視での確認が難しくなって塗り残しなどが起きやすいため、作業終了も他の季節と比べて早くなるのです。
このため、冬以外の季節と比較すると、1日の作業時間が短くなるため、外壁塗装にかかる日数が数日増える傾向にあります。
家の中が少し暗く感じる
外壁塗装では、足場を組んだり窓をビニールで覆ったりするため、家の中が少し暗く感じてしまうもの。
冬は特に日照時間が短く部屋が暗く感じやすいので、日中でも電気をつける必要があるかもしれません。
外壁塗装を冬に行うなら!押さえるべきポイント4つ
外壁塗装を冬に行うときに押さえるべきポイント4つは、以下の通りです。
- スケジュールは早めに相談しておく
- 電気式の暖房器具を用意しておく
- 早く乾燥する塗料を選ぶ
- 冬の外壁塗装を安心して任せられる業者を選ぶ
こちらでは、上記4つのポイントについて解説します。
スケジュールは早めに相談しておく
外壁塗装を冬に行う場合、早めに業者へ相談しておくのがおすすめです。
気温が低下していけば、塗装に適さない日も増えてくるうえ、1日の作業時間も短くなるので、余裕を持ったスケジュール調整が必要になります。
このため、「この日までに外壁塗装を終わらせたい」という希望がある場合は、早めの相談が大切です。
電気式の暖房器具を用意しておく
外壁塗装を冬に行う場合、電気式の暖房器具やカイロ、毛布などを用意しておくと安心でしょう。
これは、工事の際にエアコンの室外機がビニールで覆われるケースもあり、暖房を使えなくなることが想定されるからです。
業者や状況によっては外壁塗装中もエアコンを使えるケースもあるので、事前に相談してみるのも一押しです。
早く乾燥する塗料を選ぶ
早く乾燥する塗料を選ぶというのも、冬の外壁塗装におけるポイントの1つです。
冬は日照時間が短く、露も発生しやすいため、状況によっては乾燥しやすい塗料を選ぶことが効果的でしょう。
乾燥が早い油性塗料は、耐久性が高いといったメリットもあるので、外壁塗装業者に相談してみると良いですね。
冬の外壁塗装を安心して任せられる業者を選ぶ
冬の外壁塗装を安心して任せられる業者を選ぶのも非常に大切なことです。
冬は降雪・夜露・気温など、気をつけるべきポイントが複数あるため、これらを考慮して慎重に進めてくれる業者に任せる必要があります。
業者によっては、早く終わらせたいからといって適切でない状況でも作業をするケースもありますが、塗装の品質を保つためにもおすすめできません。
冬でも安心して任せられる業者の選び方は、次の章で詳しく解説します。
冬の外壁塗装を任せられる業者の選び方【塩釜市】
塩釜市で、冬の外壁塗装を任せられる業者の選び方は、以下の4つです。
- 天気を考慮してスケジュール調整ができるか
- 工期が延びても追加費用がかからないか
- 工事日程や進め方をしっかり説明してくれるか
- 冬の特性を理解して作業してくれるか
こちらでは、上記4つの選び方を解説します。
天気を考慮してスケジュール調整ができるか
天気を考慮してスケジュール調整ができる業者かを、以下の項目を意識しながら確認しましょう。
- 外壁塗装の品質は、天気・気温・湿度に影響されることを理解しているか
- 天気予報に合わせて余裕を持った計画をしてくれるか
- 天気に応じて工事を中止できるか
天気の変化を読み取って判断できる業者であれば、不適切な日に塗装を行って品質を悪くしてしまうこともないでしょう。
工期が延びても追加費用がかからないか
外壁塗装の業者を選ぶときは、工期が延びても追加費用がかからないかをチェックしておきましょう。
「利益を優先させて工事を早く終わらせたい」という業者ですと、天候不順による延期をしたくないが故に、追加費用を請求してくるケースもあります。
見積りを取る際、価格だけを確認するのではなく、追加費用についてもしっかり聞いておくのが大切です。
工事日程や進め方をしっかり説明してくれるか
工事日程や進め方をしっかり説明してくれるかも、業者選びのポイントです。
外壁塗装の工程について、冬の注意点も踏まえてわかりやすいように話をしてくれる業者を選びましょう。
冬の特性を理解して作業してくれるか
冬の特性を理解して作業してくれるかも重要な点です。
冬だからこそ塗料の性能を低下させないように、低温に適した塗料の使用を検討したり、外壁の乾燥状態を考慮した作業を行ったりなど、丁寧な対応をしてくれる業者が良いでしょう。
また、国家資格の「一級塗装技能士」や、都道府県知事認定の「二級塗装技能士」を持っている職人であれば技術がある業者だと判断できるポイントとなります。
「冬」以外の季節、外壁塗装を行うメリット・デメリット
これまで冬の外壁塗装について解説してきましたが、他の季節のメリット・デメリットも押さえておき、比較してみるのもおすすめです。
では、春・夏・秋の外壁塗装について解説していきます。
春のメリット・デメリット
春に外壁塗装を行うメリット・デメリットは、以下の通りです。
<春のメリット>
- 天候が安定していてスケジュール調整がしやすい
- 窓を閉め切っても蒸し暑くなりにくい
<春のデメリット>
- 外壁塗装の依頼が増えるため、順番待ちになることもある
- 春一番の強風で中断することもある
春は気候が安定していて人気の季節ですが、依頼が集中するため希望日程での工事が難しくなってしまうことも押さえておきましょう。
夏のメリット・デメリット
気温の高い夏には、外壁塗装を行うことで以下のようなメリット・デメリットがあります。
<夏のメリット>
- 希望のスケジュールで依頼しやすい
- 日照時間が長いので1日に多くの作業が可能
<夏のデメリット>
- 突然の夕立で作業が中断になることも
- お盆休みは工事ができない
夏は比較的スケジュールに余裕がある業者が多く、希望日程で依頼しやすいですが、お盆休みは業者も休みになるので注意が必要です。
秋のメリット・デメリット
最後に、秋に外壁塗装を行うメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
<秋のメリット>
- 天候が安定していて工事が予定通りに進みやすい
- 窓を閉め切っても蒸し暑くなりにくい
<秋のデメリット>
- 依頼が集中するため、希望通りの工事日程になりにくい
- 台風によってスケジュールが延びることもある
飽きは、天候が安定していて人気の季節なので、希望通りのスケジュール調整が比較的難しい時期になります。
まとめ
「冬は外壁塗装に向いていないだろう」と考えている方も多いと思いますが、この記事でご紹介した通り、天候などの条件さえクリアすれば様々な利点がある季節です。
塩釜市で冬の外壁塗装を依頼する際は、ぜひ今回解説した業者の選び方を参考にしてみてください。