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海近くに住む際に塩害対策が必要な理由
それでは「塩害が及ぼす影響」について、具体的な例を挙げて解説していきます。
海近くに住む際に塩害対策が必要な理由①:色褪せ
- 具体的な例: 塗装後2年で赤色がピンクに、青色が薄いブルーに変わる。
- 影響: 色褪せが進むと外観が老朽化して見え、物件価値が下がる。
もしあなたの家の壁紙が汚れてきた、色落ちしてきたと思ったら塗り替えのタイミングです。放置すると次のような被害を受け、修復額が莫大になります。
海近くに住む際に塩害対策が必要な理由②:塗料の変質
- 具体的な例: 通常5年持つはずの塗料が、塩害により3年で変質・劣化。
- 影響: 頻繁な塗り替えが必要となり、メンテナンスコストが大幅に増加します。
フッ素塗料や、プレミアムシリコンなどを使用することで塩害対策を行うことで8年10年15年と耐久性を伸ばすことができます。
海近くに住む際に塩害対策が必要な理由③:外壁材の劣化
- 具体的な例: コンクリート外壁の表面が、1~2年で白く粉を吹くようになる。
- 影響: 外壁材自体が劣化すると、修繕が困難になり、場合によっては外壁そのものの交換が必要になる可能性があります。
海近くに住む際に塩害対策が必要な理由④:塗膜の割れや剥がれ
- 具体的な例: 海沿いの建物では、通常の2倍の速度で塗膜が割れたり剥がれたりする。
- 影響: 割れや剥がれが進むと、下地材料が露出し、その部分からさらなる腐食や劣化が始まります。
この段階くると費用が100万円を超えてきます。しかしここまでがお金で解決できる最終段階でしょう。
海近くに住む際に塩害対策が必要な理由⑤:金属部分の腐食
- 具体的な例: 手すりや鉄骨などの金属部分が、1年で腐食の兆候を見せる。
- 影響: 金属の腐食は安全上のリスクをもたらす場合があり、大きな修繕費用が必要になることも。
ひび割れから内部の鉄骨が錆びた場合はかなり危険です。ご相談いただいても対応できない場合が多いです。
以上が塩害による塗装への具体的な影響です。これらを踏まえ、どのような対策が最適かを考慮することが塩釜で外壁塗装する際に重要となります。
家を守る|海近くの家に必要な塩害対策の正しい仕方
では「どのように対策するのか?」それを具体的に解説してきます。
耐塩性の高い塗料を選ぼう
- ポイント: 塗料選びが肝心です。耐塩性や耐候性の高い塗料がありますので、それらを優先して選びましょう。
- 具体例: シリコン塗料、フッ素塗料などが耐塩性が高いとされています。
定期チェック:毎年一回は専門家による診断する
- ポイント: 見た目では分からない初期の劣化を専門家が見つけてくれます。
- 具体例: 屋根、壁、窓枠、金属部分などを専門家が点検します。
- 当社では定期検診も受け付けています。
クリーニング:塩分を定期的に洗い流す
- ポイント: 塩分が溜まると劣化が早まります。定期的に塩分を洗い流しましょう。
- 具体例: 高圧洗浄機を使用して、年に2回程度は外壁と屋根を洗浄。
- 当社では定期クリーニングも受け付けています。興味があればまずは相談してください。
塩害対策専用製品:金属部分にも注意
- ポイント: 手すりや鉄骨などの金属部分も塩害で腐食しやすい。
- 具体例: 防錆塗料やステンレス、アルミ材料を使用して耐塩性を高める。
緑化:植物で自然のバリアを
- ポイント: 植物が風を和らげ、塩分をキャッチ。美しさと機能性を兼ね備えます。
- 具体例: 塩害に強い植物(例えば、マツ類やティダリキ等)を植える。
以上が塩竈での塩害対策の基本的なポイントです。塩害は侮れません。今すぐ対策を始め、大切な家をしっかりと守っていきましょう。また和ツィたちの地元塩釜でも似た記事を作成しています。こちらもご確認ください。